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ら ぶ り ぃ 釜 山

洗礼

2010年5月30日(日)


11月末に学習認定を受けて早6ヵ月。
今日、洗礼を受け、正式に洗礼教員となった。


本堂で礼拝を捧げるのは、学習認定の時以来。
学習認定の時と同じように本堂では神様を身近に感じられて、
礼拝前の賛美の時間からもう既に目が潤んでしまっていた私。


説教を聞く前に洗礼式があったのだけれど、
まず最初に証をする時間があった。
私は4番目だったが、最初の2人が話し始める最初から涙ぐんで
証の内容がはっきり聞こえなかったため、
私は泣かないように、泣かないようにと必死に涙を堪えていた。
幸いなことに、
私の前の男性は泣かずに最初から最後まではきはきと証をしていたので
それを見習おうと心に決めて自分の番が来るのを待った。


さて、私の番。
最初の出だしははきはきと話すことができたのだが
やっぱりつらかったことを話す部分では感極まって言葉が詰まった。
それに夫もこれを聞いているんだと思ったらますます感情が高ぶってきた。
それでもみんなに私の気持ちを伝えたい一心で
最後まできちんと読み通した。
私の証の内容に対して信者の人たちが「アーメン」と言ってくれるたびに
救われる気がした。


その後、牧師先生からの質問に「はい」と答える形で誓約を交わし、
そして牧師先生が1人1人に
「聖父、聖子、聖霊の御名によってうんぬん・・・」
というような内容を言いながら、ひざまずいた私たちの頭の上に
手で少量の水を垂らした。
宗派によっては実際に水の中に入って洗礼式をするところもあるらしい。


こうして、晴れて洗礼式は終わった。
前日にはヒョンニムからお祝いの電話をもらい、
当日にはカトリック信者であるミニョンイオンマ、ミニョンイアッパも
お祝いに来てくれ、
夜は義両親もお祝いの電話をしてくれた。


洗礼教育の本を見ると、
*****
洗礼とは
自分の信仰を告白した人たちが教会の一員になる厳粛な入会を意味する。
それはまたイエスキリストを通して霊的に生まれ変わり、
罪を許されることによって新しい生命を受けた人が
神様に自分自身を奉献する恵みの契約の印と捺印を意味する。
*****
とある。


これを読んで、
今日は霊的に生まれ変わった日なんだ・・・
と改めて思った。
これからは心を新たにして、日々神様に感謝しながら生きていきたい。
最近さぼりがちだった聖書読みも、今夜から再開しよう。
そして苦手だった韓国語でのお祈りも、
これからは本を買って少しずつ練習していこう。
子供たちとのお祈りの時間の他に、私だけのお祈りの時間も持つようにしよう。


最後に、
今日の証の内容を日本語で記録しておく。


『イエス様を信じる前、
 私の心はいつも他人との比較から来る不満があり、
 いつも言いようのない不安にかられていました。

 そこへ約5年前からは非常につらいことがあり、
 私の力では耐えることができなくてとても大変でした。

 頭の中では私がこうしなければならないのに・・・と思いながら
 実際はそうできず、
 私が考え方を変えようとどんなに努力をしても変わらず、
 本当に辛かったです。

 その時お義姉さんと時々電話をしていたんですが
 ある日私に「信仰生活をすればそのつらいことも楽になるのに」と言った
 言葉を聞いた瞬間、
 神様に助けを求めなければならないという気持ちになって
 義両親とともに教会に通い始めました。

 去年ソウルに引越してきて、義兄に新光教会を紹介してもらいました。
 イエス様も迎え入れ、教会にもちゃんと通いましたが
 時々疑いの気持ちが生じたりもしました。
 でも、サランパンモイムに参加して
 祈りに対する神様の応答を体験してから
 私は神様を確実に信じるようになりました。

 神様を信じてからは、この大変な状況に神様の計画があるのを知り、
 私をお呼びになるための神様の意味であったことを悟りました。

 今も状況は変わりません。
 しかし神様を信じて、その状況に対する私の心は完全に変わりました。

 同じ状況で信じることによって人の心が
 こんなに変わることもあるんだなあと思うと、自分自身も驚きます。

 私は今、本当に幸せです。

 神様に私の人生を任せたので
 不安だった心、心配が全てなくなりました。
 真理である神様が私とともにいらっしゃるのでとても心強いです。

 まだ信仰が成長している過程なので未熟な部分も多いですが、
 私の救世主イエス様を信じて、頼りながら進んでいきます。

 神様、私をこのように救ってくださってありがとうございます。
 イエス様、愛しています。』


2010/5/30


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